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ミャクミャク様を召喚!召喚ダウンロードカードを購入してみた!【2025大阪万博】

2025年7月8日

ミャクミャク様を召喚してみた!

この記事を読むメリット

  • カード購入前の注意点が分かります!
  • 公式で解説されていない操作方法を動画で解説!

みなさん、大阪・関西万博にはもう行かれましたか。

自分は、万博にはこれっぽっちも興味ありませんでした。しかし、一体何のスイッチが発動したというのでしょう…。ここにきて急に、何かに憑りつかれたように、チケットの購入、夜行バスの予約、宿の予約などなど、猛烈なスピードでこなしている自分がいました。

そして、万博公式オンラインストアで送料まで支払って、こんなものまで購入してしまったのです…

POM
POM

これはいかん…!ミャクミャク様に憑りつかれておる…!!!

いつでもどこでもミャクミャク様が降臨

万博の公式キャラクター「ミャクミャク」がスマホのカメラ越しに目の前に現れる・・・!
今回は、そんな楽しげな体験ができる万博グッズ「EXPO2025 ミャクミャク 召喚ダウンロードカード」を紹介しよう!

自分が購入したのはコレ「いのちのポーズ」!!

EXPO2025 ミャクミャク 召喚ダウンロードカード
EXPO2025 ミャクミャク 召喚ダウンロードカード

EXPO2025 ミャクミャク 召喚ダウンロードカード いのちのポーズ
1,650円(税込)

大阪・関西万博 公式オンラインストア
※「ダウンロードカード」には8種類のポーズがあります。

これを使ってミャクミャク様と写真を撮ってみました!

手つなぎミャクミャク
手つなぎミャクミャク
巨大ミャクミャク
巨大ミャクミャク
ミャクミャク様とツーショット!
ミャクミャク様とツーショット!

「EXPO2025 ミャクミャク 召喚ダウンロードカード」とは?

商品自体は単なるカード。カードには引き換えコードが記載されており、そのコードを使ってミャクミャク様を手に入れることができます。

召喚には、専用アプリ「HoloModels(ホロモデル)」が必要!このアプリでミャクミャクを呼び出して撮影すれば、いつでもどこでもミャクミャクと一緒に写真や動画撮影が可能。

まずは映像を見てください!

基本的にミャクミャク様は、この動画冒頭の一連の動きを繰り返します。

え・・・待って!ミャクミャク様ってしゃべるの???!!

カード購入前に確認必須!

POM
POM

実は、スマホがアプリに対応していないと召喚できないなり

せっかく購入したのに

「ミャクミャク様を召喚できないぃぃィィィぅぅぅゥゥわあァァァッツぅウォォ…!」

となったら悲しすぎますよね。
1,650円もしたのに!!(送料含めたら 約2,000円…)
使用できるかどうか以下に解説しますので、ご購入前にしっかりご確認ください。

【動作環境】古いスマホでは動かないかも?

動作環境は、スマホアプリ「HoloModels(ホロモデル)」に依存します。

このアプリには、AR(Augmented Reality(拡張現実))という技術が使用されているのですが、古いスマホではこの技術に対応しておらず、インストールできません。

ミャクミャクを召喚するには、下記の条件が必要です。

  • スマホアプリ「HoloModels(ホロモデル)」のインストール
  • iPhone iOS 15.0以降Android 10以降 かつ ARCoreに対応した機種 (※ 確認方法はこちら)
  • XMarket(エックスマーケット)」のアカウント登録が必須

以下からアプリをダウンロード、およびアカウントを登録してください。

App Store Google Play

Androidスマホが ARCore に対応しているか確認する方法

「ホロモデル」をインストールしてみれば分かると思いますが、念のため他の方法も記載しておきます。

Googleが公式に公開しているARCore対応デバイスのリストがあります。下記ページで確認してみてください。

POM
POM

召喚カードを購入する前に「ホロモデル」をインストールして利用可能か試しておくと安心じゃぞ

ホロモデル とは? Xマーケット ってなに?

ホロモデルってなに?

ホロモデル とは?

ホロモデル とは、スマートフォンAR、Meta Quest3 Proなどのヘッドセットに対応した3Dデジタルフィギュアのこと。ミャクミャク召喚カードのミャクミャク様は、この ”ホロモデル" の一種です。

アプリ「HoloModels(ホロモデル)」は、これらの "ホロモデル" を鑑賞したり、ARで撮影して楽しむためのアプリです。

「XMarket」ってなに??なんでアカウントが必要なの?

Xマーケット とは?

XMarket(エックスマーケット) は、デジタルフィギュア 「ホロモデル」 を販売している日本の Gugenka という会社が運営するサイトです。

購入した "ホロモデル" をアプリで利用するには XMarket へのログインが必要になります。そのため、ミャクミャク召喚カードで引き換えるホロモデル、ミャクミャク様を利用する場合も、XMarketのアカウントが必要になります。

使用上の注意点

ミャクミャクを呼び出せるのは専用アプリ「ホロモデル」内のみ。現実世界に投影されるものではありません。また、スマホ純正のカメラアプリ、その他のカメラアプリには召喚できません。

「ホロモデル」に限らず、ARアプリはCPUにとても負荷がかかります。さらに、カメラも同時に使用するため、スマホが発熱しやすく、バッテリーがゴリゴリ減ります。

POM
POM

ゴリゴリ具合がスゴイんじゃ!!

万博会場(外出先)で利用するなら、モバイルバッテリーは必須!もともと万博会場ではモバイルバッテリーが必要と言われていますが、ミャクミャク様用に別途用意した方が良いレベルです。

アプリとは別に、ミャクミャク様のデータをダウンロードする必要があります。Wi-Fi のない環境で行うと通信料が大きく発生するのでご注意ください。

公式サイトの注意書きに下記の一文があったのが気になりました。

通信環境によりボリュメトリック映像(3D映像 )の再生が不安定になる場合がございます。

専用アプリやミャクミャク様本体のダウンロード完了後も、アプリ使用中は何らかのパケット(ギガ)を使用しているようです。まず、通信可能環境下にないと、ログインができないためかアプリが起動しません。

使用中は実際どの程度、通信量を使用するのでしょう。

試しにモバイル通信(Wi-Fi環境ナシ)で3分間ほど、ミャクミャク様を移動したり回転させたり遊んでみたところ、パケットを 430KB 使用していました。と言われても、ピンとこないと思うので、比較するためにインスタをだらだらと3分間ほど眺めてみました。結果は!?

使用アプリ約3分間で使用したパケット量(ギガ)
HoloModels(ホロモデル)
ミャクミャク様 1体召喚
0.42MB(430KB)
Instagram103MB(105,472KB)
POM
POM

インスタの方が 245倍 使っておる…!!

あまり気にしなくても良いレベルですね。ちょっと安心しました。

召喚カードを現地購入するならフリーWi-Fiを利用しよう

大阪万博では公式の公衆Wi-Fiサービスがあります。あらかじめプロファイルをインストールしておきましょう!

万博会場 公衆Wi-Fiサービス

無線LAN環境・ローミング基盤
https://www.expo2025.or.jp/future-index/digital/wireless/

Wi-Fiマップ
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/themes/expo2025orjp_2022/assets/pdf/future-index/digital/wireless/map.pdf

プロファイルをインストールする必要があります(SSID とパスワードを入力して接続するタイプではありません)
会場内で使用できる場所は限られています(Wi-Fiマップ参照)

【召喚手順】分かりづらい部分のみ解説

使い方は公式ページで詳しく解説されています。なので 基本的な操作は省略します!!!

基本操作については、下記をご覧ください。

公式

使い方 | ミャクミャク召喚グッズ|これ、ホンマにおるやん
https://xr-marketplace.com/holomodels/brands/myaku-myaku/guide

より詳しい使い方
https://xr-marketplace.com/img/brands/myaku-myaku/ja/how_to_use.pdf

シリアルコードを登録する場所はどこ?

WEBサイトから登録する場合はこちら。

アプリから登録するコードを登録するページへ行く手順はこちら。

ホログラムを開いて「アカウント」をタップ
1. ホログラムを開いて「アカウント」をタップ
左上のメニューをタップ
2. 左上のメニューをタップ
「シリアルコード入力」をタップ
3.「シリアルコード入力」をタップ
シリアルコードを入力
4. シリアルコードを入力

無事、ミャクミャク様をお迎えすることができました!

召喚には 2種類のモードがある!

召喚には2つのモード「ビューワーモード」「ARビューワー」があり、それぞれ特徴があります。

  • ビューワーモード : お手軽!
    ミャクミャクと一緒に写真を撮りたいときにオススメ
  • ARビューワー : 本格派!
    ミャクミャクと一緒に動画を撮りたいときにオススメ

「ビューワーモード」で召喚

ミャクミャクと一緒に写真を撮るなら「ビューワーモード」!「ARビューワー」よりお手軽にミャクミャクを呼び出すことができます。移動や拡大縮小、回転も簡単!

操作は、とてもシンプルです。

  • 移動: 2本指でスワイプ
  • 拡大/縮小: 2本指でピンチイン・ピンチアウト
  • 360度回転: 1本指でスワイプ

「ビューワーモード」は、現実の風景を背景に、その上へキャラクター(ミャクミャク)を重ねて表示する、比較的簡易なタイプのARのようです。

キャラクターはアプリ内の仮想空間で動いており、現実の位置情報とはリンクしていないため、好きな場所に配置したり自由に移動させたりできます。

POM
POM

説明を読まずとも感覚的に操作できるなり

気になった点

ミャクミャクは縮小することができますが、ある程度の大きさで止まってしまいます。結構大きい!ミニチュアサイズにはならないのが少々残念。

「ARビューワー」で召喚

「ARビューワー」では、カメラを通して、まるで本物のミャクミャクががそこにいるかのような感覚を体験できます。ミャクミャクをフィギュアのような感覚で撮影したい、ミャクミャクと一緒に動画を撮りたい場合は、このモードがオススメ!

「ARビューワー」では、アプリのカメラを通して現実の空間を認識し、その中にミャクミャクを「固定」して表示させているようです。現実の位置情報とリンクしているため、カメラを移動させてもミャクミャクの位置は変わりません。

このモードでは、ミャクミャクを見下ろしたり見上げたり、周囲をぐるぐる回ることもできます。

なお、公式の操作解説に「移動 / 回転」方法の記載がなかったので補足動画を作成しました。

「ARビューワー」で 移動・回転 させる方法

操作して気になった点

ミャクミャクは「ビューワーモード」のように、好きな場所に自由に置けるわけではありません。

アプリが認識した“平面”の上にしか設置できない仕様のようです。配置できる場所には、画面の中央に水色のマークが表示されます。

水平面に設置可能
水平面に設置可能

色々試してみましたが、地面や机の上など、固定された広い平面がないと置けませんでした。これを理解していないと「なんで置けないの!?ムキーッ!!」となる原因になるので、覚えておいてください。

カメラを動かしたときに、ミャクミャクが不自然な方向に動いてしまうことがあります。これは、実は置いたと思ってた場所と、実際に設置されている場所が異なるのが原因です。

たとえば、机の上に置いたつもりでも、実は机の向こう側の“床”に設置されてる、みたいなことがよくあります。設置面が小さいと起きやすい現象ですが、逆にこれをうまく使えば、置けない場所にも“置いたように見せかけて”写真を撮ることはできます。

例)ロールケーキの上のミャクミャク

ロールケーキの上にミャクミャクが立っているように見えるけど、実際には机に設置されています。ただし、この技は動きが不自然になるため動画では使えません。

ロールケーキの上のミャクミャク様
ロールケーキの上のミャクミャク様

これらの操作はジェスチャー(ピンチイン、ピンチアウト)ではなく、アプリの機能で行います。(スプレーボタンで操作)

この操作は慣れが必要です。拡大縮小はすぐ慣れると思いますが、移動と回転が分かりづらいです。詳細は上で紹介した 動画 をご覧ください。

iPhoneで横向きに撮影するときは、カメラのレンズが本体の上部にくるように構えてください。レンズが下部になっていると空間の把握ができないのか、ミャクミャクがうまく設置できませんでした。
※ Androidは試せていないので不明

レンズは上側になるように
レンズは上側になるように

当初、自分の iPhone14Pro では動画が保存されませんでした。「保存しました」の表示は出るんですけどね。探しても見当たらない…!ちなみに、iPhone16 では保存できました。

その後、iPhone14Pro のデータを整理してストレージの容量を増やしたら保存できるようになりました。ストレージの状態によっても保存できないようです。

また、動画を横向きで撮影した時も、出来上がった映像は画面の半分が乱れ、使い物になりませんでした。(iPhone16で撮影)

高度な技術が使われているため、手持ちのスマホにアプリが対応していたとしても、いろいろな不具合は起こるようです。特に動画撮影に問題が多いです。写真撮影では不具合が起こったことはありません。

上手く撮影できない時は、面倒ですが、スマホのキャプチャ機能で動画を撮影しましょう。周囲の音声が拾えないのがネックですが…。

まとめ

「ホロモデル」は、通常のカメラと異なり慣れが必要です。万博会場で購入しても、すぐに使いこなせないかもしれません。パビリオンで数時間待ち・・・なんて時の暇つぶしにはちょうど良いかもしれませんが。

POM
POM

だとしても、バッテリーの減り、通信量は気になるなり!

それらを極力減らすためにも、アプリのインストールだけではなく「召喚カード」も予めオンラインストアで購入して、完全に遊べる状態にしておくのが正解なレベルかも。(カードのみなら 送料 300円)

ついでに、周囲に配るお土産もオンラインストアで買ってしまうと楽ちんです。(10,000円以上の購入で送料無料)

オンラインストアは食品系の品数が少なく、売り切ればかりであまり選べないのがネックです。しかし、先に購入しておくことで荷物も減りますし、現地では時間帯によっては、ショップに入る時ですら並ばないといけないので買い物も大変なんですよね。

ということで、家や万博会場でぜひぜひミャクミャク様と戯れてください!

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