大阪万博もユニバも暑すぎる…!!!
※ この記事ではユニバのことにも触れていますが、主に大阪万博についての情報となります。
今回の旅程は次のとおり。
- 7月4日(金)大阪万博
- 7月5日(土)ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
気温を調べてみたところ、両日とも平均気温 30℃!最高気温は 34℃を超えていました。

そうなんですよ。クソ暑かったんですよ…!!!梅雨の時期なのに、梅雨明けてるし!
当方、HP1、体ヨワヨワなアラフィフ。そんな人間が無謀にも、夜行バスで大阪万博とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、ユニバ)をはしごする旅程を立ててしまいました。
20代の頃のような体力勝負の旅程、しかも夜行バス。そこに猛暑まで追加。
しかし、結果は万々歳!熱中症対策と秘策「温泉でぬくぬく作戦」により、なんとか猛暑を乗り越え、再び大阪万博に行こうと思えるほど楽しめたのでした。
さて、まずは一般的な熱中症対策について書いていきましょう。(秘策を早く知りたい!という方は こちらへ)
「休憩」に投資しよう!
みなさん、熱中症対策として水分や塩分補給、ハンディファンや冷感グッズには力を入れていると思います。しかし…
熱中症の一番の対策は「暑さ」を避けて体を休ませること。冷房が効いた場所を探しましょう。休む場所がない場合は、出費してでも休む!
生々しくてちょっとイヤな感じではありますが「お金を掛けてラクをしよう!」というのが、体ヨワヨワのアラフィフがたどり着いた答えです。
体力は金なり!若い時はこんなことはなかったんですよー。体力のなさをカネで補うなんて、考えられなかった…!
ユニバの場合
言うまでもなく、ユニバでは 「エクスプレス・パス(対象アトラクションの待ち時間を短縮できる有料チケット)」を活用します。
しかし「エクスプレス・パス」は アホみたいに高いので躊躇しまくります。多くのものは入場チケットよりも高いのですから。
我が家は「エクスプレス・パス 4」を購入しましたが、夫婦2人分で、チケット代含め 5万円弱。代償が高い。高すぎる…。「いいのか?こんなことに5万円も使っていいのか…?」とものすごく葛藤がありましたが、当日…
「がはは!エクスプレス・パス、最高じゃーーー!!!」
と、そんなもんは吹っ飛びました。

人気のマリオエリア(スーパー・ニンテンドー・ワールド)の入場確約券付のエクスプレス・パスを購入すれば、開園前のゲートに朝イチから並ぶ必要もありません。のんびりとホテルで朝食をとってから出発することができるので、体力が温存できます。
実際、ユニバには 11時半頃に入場しましたが、5つのアトラクションとマリオエリア、ハリポタエリアを堪能でき、大満足でした。
しかし、それでもかなりの疲れを感じました。もし開園前の朝イチから並んで、アトラクションにも並んで…となっていたら、途中で疲れ切ってしまい、楽しい思い出を作れなかったかもしれません。
大阪万博の場合
大阪万博には「エクスプレス・パス」がない代わりに、パビリオンの予約抽選があります。しかし、全滅なんて方も多いはず。我が家も全滅でした…。
行く先が決まらず、炎天下の中、会場をふらふら彷徨うのは体力を消耗します。暑さで疲労を感じたら、定期的に冷房の効いた場所で体を休めましょう。次の項目で、休憩場所について解説していきます。
大阪万博の休憩場所
ユニバは、暑くてつらい時はショップに逃げ込むことができるので、わりとマシ。積極的にショップをはしごしているだけで、熱中症対策になります。しかし万博は、ショップにですら待機列ができるんですよ…!
そのため、休憩できる場所をあらかじめ知っておくことが重要です。

万博会場には、大から小まで休憩スポットがたくさんあります。中でも、大屋根リングの下は一番有名ですね。
ここは、風が吹けば結構涼しいです。混んでいて座れない時は探すのを諦めて、折り畳みチェアやレジャーシートを広げてさっさと座ってしまいましょう。
そのほか、EVバスを利用した休憩所、3Dプリンターで作られたもの、企業提供のクールスポットなどもあります。
下は、実際に利用した休憩所「森になる建築」。モンゴルのゲルみたいで可愛らしい。公式情報では " 地中にパイプを通し、土の中で温度が下がった空気をベンチの下から取り込むことで、涼やかな空間を実現” とされています。趣向が凝らされていますね!

が、それほど涼しさは感じません。

猛暑の中では 趣向より冷房第一なり
夏本番はもうそこまで!いま知っておきたい“万博を楽しむための「暑さ」対策”
冷房が効いたレストランを予約!
冷房の効いた場所と言えば、レストラン!おすすめはフードコートの「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」です。
ただし有料です。550円/1人 なり!しかもキャンセルした場合は、20%のキャンセル料が発生します。予定が立てづらい万博なのに、厳しすぎやしませんか…!
しかし、その厳しい条件のおかげか、当日でも予約は取れたりします。
とはいえ、当初よりも混雑してきており、日によっては当日予約は厳しくなってきました。30日前から予約が取れるので、定期的に空席チェックをしておくと安心です。
下の記事で予約できるレストランを紹介しているのでご参考に。
冷房のある休憩所を把握しておこう
休憩所マップを作成してみました。下の地図の青色の休憩所には冷房があります。

この地図をダウンロードして、いつでも見られるようにしておいてくださいね。保存用の大きなマップ (3.76MB) は こちら から。
団体休憩所は個人もOK(時間による制限あり)
大きな休憩所としては「団体休憩所」があります。下記の曜日や時間帯は、個人の来場者も使用可能となるので積極的に利用しましょう!
- 土・日・祝日
- 平日 14:30 以降
冷房のある団体休憩所は、大屋根リング付近に点在しています。頭の片隅に入れておいてくださいね。
暑さがふっとぶ楽しさ!いのちパークのミスト!
万博会場の中央南寄りに位置する「いのちパーク」、ここもクールスポットです。

15分に1度、地面の側溝からミストが吹き出すのですが、その量がすごい。あたりが真っ白になって前が見えなくなるため、子供たちが迷子になると言われている程。細かい霧が涼しく、楽しさで暑さも吹っ飛んでしまいます。
そして、 さらにオススメなのは夜!

昼と違った雰囲気でめちゃ幻想的!
子供たちがキャーキャーとはしゃいで嬉しそうにしている様子は万博一でした。特にお子様連れの方、いやいや全員に体験してみて欲しい超絶おすすめスポットです。
ここは水道水を使用しているため、レジオネラ菌の心配はないと思われます。(水質検査は毎日実施されています)
0~5分待ちパビリオンへ避難
- コモンズ-A~D
- UAE(アラブ首長国連邦)パビリオン
- カンボジアパビリオン
- 夜の地球 Earth at Night
みなさんご存知と思いますが、0分待ちパビリオンといえば、やはり「コモンズA~D」です。ただし、冷房のある避難所として活用する方も多いため、待機列ができている時間帯がありました。

他に 0分で入れたのは、アラブ首長国連邦館(UAE)、カンボジアパビリオンです。特に、アラブ首長国連邦館は、施設が広いうえ、自分のペースで自由に見学できるため、回転率が良いです。多少並んでいても、すぐに入館できると思われます。
・・・と書いてしまいましたが、お盆の激混みの日、アラブ首長国連邦館は 60分待ちだったという情報がありました。


イチオシ!「夜の地球 Earth at Night」
「夜の地球」は、少し待機列ができていましたが、5分程で入館できました。
ここでは、輪島塗の地球儀が展示されています。漆黒に浮かぶ金色の大陸や島々がとても美しい。ぜひ涼みがてら見て欲しいです!

時間帯やタイミングにもよると思いますが、他にも0分待ちのパビリオンは色々見つかるはず!

隙あらば入るべし!
【秘策】万博を途中退場してホテルの温泉でぬくぬく作戦
さて、ここからが熱中症対策の「秘策」です!
我が家は万博当日、JR桜島駅の目の前にある「リーベルホテル大阪」に宿をとっていました。桜島駅は万博会場とを結ぶシャトルバスの発着駅になっているため、このホテルを選んだのですが、これが大正解!

万博は再入場可能です。また、桜島駅から万博会場までシャトルバス1本で行けるからこそできた、下記の流れ。時間にして3時間弱。
自分は熱中症気味だったのか、頭痛が治らなかったのですが、ホテルまでのシャトルバスでクールダウン、そして温泉で体を休めることで、すっかり回復しました。
風呂につかると「逆に疲れて眠くなってしまうのでは?」という懸念もありましたが、自分もダンナも頭スッキリ!元気いっぱいになって万博会場に戻ることができました。
なお、完全に熱中症の場合、温泉につかるのはNGです。逆に悪化して危険ですが、冷たいシャワーを浴びるのは非常に有効です。湯船につかるか否かの判断は慎重に。

ユニバは再入場不可のため、ホテルで休むことはできません。
空いていてサイコー!!
実際にスパを利用したのは 17:00~18:00くらい。この時間帯、スパを利用する人は数えるほどしかおらず、気ままに過ごすことができました。
もし、通常通りに万博終了後にホテルにチェックインし、それからスパを利用していたら激混みだったことでしょう。このホテルではスパも楽しみの一つだったので、思いのほか堪能できたことが非常に良い思い出となりました。
宿泊しなくてもOK!
「宿なんて取ってないんだが💢」という方が大半かと思いますが、このホテルのスパは、宿泊者でなくても「日帰り利用」ができるのです!
宿泊者はスパ代は支払わずに済みますが、日帰り利用の場合の料金はおいくらでしょうか。調べてみたところ、下記のとおりです。

通常料金は 2,000円ですが、LINEお友達割引料金なら 1,000円~1,500円。少し手が出しやすい料金になりませんか。
途中退場&再入場・シャトルバスの利用について
途中退場&再入場は「西ゲート側」
利用するシャトルバスは西ゲート側にあります。そのため、途中退場、再入場とも西ゲートになります。
ゲートのスタッフに、再入場したい旨を伝えると、手に特殊なスタンプを押してくれます。再入場の際に、このスタンプを読み取って確認するシステムとなっておりますが、もし消えてしまっても何とかなるそうです。安心してスパを利用してください。
西ゲートから再入場となりますが、東ゲート入場のチケットでも問題ないという情報を見かけました。しかし、公式情報ではないため、念のため必ずご自身でご確認ください。
シャトルバスの利用について
バスは、桜島駅万博シャトルバスを利用します。発着は「夢洲第1交通ターミナル」。混雑する時間帯は完全予約制となっていますが、それ以外は予約がなくても乗車可能です。時刻表やそのほかの案内、注意点については、下記をご確認ください。

このプランはお金はかかってしまいますが、個人的には本当にオススメです!女性は、化粧品等の余分な荷物が増えてしまうのがネックですが、体力に自信がない方は、検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回、大阪万博は途中で3時間ほど抜け、ユニバは11時半頃にのんびりと入場しました。
どちらも全力で遊ぶのを避けたこと、がんばらないことで、途中でダウンすることもなくトータルで満足することができました!
特に大阪万博は期限が決められているため、どうしてもあれもこれもと欲張ってしまいます。休憩を必ず入れることを意識して楽しんでくださいね。

POMのYouTubeチャンネルも見てな