フィンガーライムとは…!?
見つけたら 即買い!「森のキャビア」
これを添えるだけで、あら不思議。ワンランク上の料理に早変わり!知っていて損はない高級食材の話です。
みや から「フィンガーライム」なるものをもらった。色も香りもライムっぽい。形だけが風変り。
遠目で見れば小さなキュウリ。確かに「指」のようにも見えますね。
これを「フィンガーライム」と名付けた人はセンスあるな!
別名「森のキャビア」
フィンガーライムは、オーストラリア原産のちょっと変わった柑橘系のフルーツです。
特徴的なのは果肉。小さな球状の粒がぎっしり詰まっています。実を半分に切り、指でつまんでギューっと押すと、粒がポロポロとこぼれ落ちてきます。
通常、柑橘類をぎゅうぎゅう押したりしたら果汁が出てしまいそうですが、心配には及びません。押し出された粒は、しっかりとその形状を保っていました。
薄皮がそこそこ固いんですよね。そのお陰で、プチプチシャリシャリとした独特な食感が楽しめるんです。
プチプチ感と爽やかな酸味が特徴のこの粒は「シトラスキャビア」とも呼ばれているんじゃ
高級フルーツのひとつ!
フィンガーライムは一般的には出回っておらず、そのため高級品となっています。
とはいえ、そのまま食べてみて美味しいかと言われると「うーん?」
心地よい酸味と爽やかさはありますが、甘味は殆どありません。ライムのような香りの中に、ほんのりスパイシーな香りが混じっており、どちらかというえば「薬味」のイメージでしょうか。
実際にフィンガーライムを使用しているのは高級レストランが多く、料理のアクセントとして人気なのだとか。すでに完成された料理でも、フィンガーライムを添えることで更に味わい深く、見た目もおしゃれな一品にランクアップ!
フィンガーライムにはさまざまな種類があり、外側の皮の色も内部の粒々の色もそれぞれ異なります。味も結構違うようで、甘さを感じるものもあるようです。
どこで売っているの?
フィンガーライムは、普通のスーパーではまずお目にかかれません。生産農家の絶対数が少ないらしい…。9月にその存在を知ってから探し続けて2ヵ月…未だに出会えたことがないんですよ…!
まずは JA で探してみよう!
みやは JA(産地直売所)で見つけて購入してくれたので、JAが一番可能性が高いです。次点で、少し変わったオシャレな野菜やフルーツを販売しているマルシェかな。
日本での 旬は 7月~11月じゃ!
原産地のオーストラリアでは晩夏から秋(2月から4月頃)にかけて収穫され、日本での流通もこの時期に合わせて増える傾向にあるようです。が、輸入品はとてもお高そうですよね…
なので、やはり日本で生産されたものが狙い目です。
時期は夏から秋、場所は JA!
フィンガーライムの食べ方 4選
ここではオススメな食べ方 4選を紹介していきます!
「ステーキにフィンガーライムを添えて」
おすすめ度
- ステーキ肉
- 塩コショウ
じわじわとゆっくり焼き上げたステーキ肉に添えてみました。フィンガーライムの味わいを楽しむために、調味料はシンプルに塩コショウのみ。
牛肉の香ばしさに、さわやかな風味が絶妙にマッチします!
肉の添え物として見た目も華やかでオシャレ。味も合っています。ただ、思っていたよりも肉の主張が強い。
プチプチ感があまりないんですよね。ちょっと期待しすぎてしまったか!?欲張りすぎかもしれませんが、もう少しフィンガーライムを感じたい。
肉の選択を間違えたかな。もう少しあっさりとした肉がいい。レモン汁で食べる牛タンなどの方が、より合いそうです。
「フィンガーライム ジントニック」
おすすめ度
- ジン
- トニックウォーター(炭酸水やジンジャーエールでもOK)
- ライム(レモンでもOK)
ジントニックにフィンガーライムを入れてみました。
しかし、トニックウォーターやライムを常備しているご家庭なんて、なかなかないですよね。炭酸水とレモンでもOKです。代替品を使うと、それはもうジントニックではないのですが、まあそんな事どうでもいいですね!
ジントニックにフィンガーライムを入れると、少しの間シュワシュワと発泡が強くなり、次第に粒が沈んでいきます。少しかき混ぜながら飲んでみました。
おお!!なんだこの新食感!
炭酸のシュワシュワとフィンガーライムのプチプチ&シャリシャリ感がまるで競い合っているかのよう!お互い弾け合って、とっても爽快。飲んでいて楽しい。
ちなみに、トニックウォーターをジンジャーエールに、ライムをレモンに変えると「ジンバック」になります。甘さの中で出会う酸味が心地よく感じられるので、より甘みのあるジンバックもきっと合うはず。
お酒が飲めない方も「ジン抜きジンバック」で試してみてくださいね。
「バニラアイスにフィンガーライムを乗せて」
おすすめ度
- バニラアイス
バニラアイスにフィンガーライムを添えるだけ!あっという間にワンランク上のアイスに大変身しました。
香り深いバニラにそそがれる清涼感!
あの昭和時代のアイス「宝石箱」を彷彿とさせられました。
バニラアイスにキラキラとした氷の粒が散りばめられた「宝石箱」。独特の食感が楽しかった!フィンガーライムは、それとも異なる食感ではありますが、「宝石箱」を初めて口にした時のハッとした感覚を思い出しました。
見た目も当然オシャレ!話のネタにもなりますし、パーティで用意してみたい一品ですね。
「真鯛のカルパッチョ フィンガーライムとともに」
おすすめ度
- 真鯛の刺身
- 葉野菜・玉ねぎスライスなど
- オリーブオイル
- レモン汁
- 塩コショウ
- パセリ
- ピンクペッパー(なくてもOK)
魚介類に葉野菜を添え、オリーブオイル、レモン、塩コショウを振りかけるだけで上等な一品になるカルパッチョ。これにフィンガーライムを添えたら、そりゃもう最強。
実際に作ったのは、真鯛のカルパッチョ。葉野菜の代わりにフィンガーライムを添えただけのものです。
柔らかくあっさりとした真鯛の身を噛んだと同時にプチプチ弾ける爽やかな酸味!食感と味変の両方が楽しめます。
お互い主張しすぎず、引き立て合っているベストパートナー!
正直、葉野菜を加えた方がもっと良かったかもしれません。シャキシャキ感が加わるので。そうなると、さらに欲張ってカリカリ感のあるピンクペッパーも加えたくなりますね。人間の食への欲望は尽きない…!
まとめ
以上、4種類のレシピを載せてみましたが、まだまだ美味しい食べ方は見つかりそう。新たな食べ方を発見したら、またご報告します!
また、こんな食べ方があるよ!という方は、この記事または動画のコメント欄で教えてくださいね。
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