靴底に穴が空いても捨てちゃダメ!
自分で補修しよう
めちゃ簡単に直せるから最後まで読んでみて。
この記事を読むメリット
- 自分で靴底の修理ができるようになるので経済的
- DIYの経験値アップ!
あれは小雨の日。少し歩いただけなのに、靴の中がジャブジャブに濡れに濡れた…!
いやいや、必要以上に濡れすぎでしょう。こ…これはもしや…
イヤな予感は的中するものなり
靴を裏返してみると、踵の部分にペコリと穴が空いているではありませんか…!亀裂も数か所。ソールがすり減って踵の部分が弱くなっているんですよ。
何年も履いているので、あまり綺麗ではないのですが、履きやすくてとてもお気に入りの靴です。
まだ捨てたくない。
この靴を購入したお店では修理も行っていたため、修理費用を聞いてみたところ、3,000円程度でできるとのこと。正直、10,000円以上するものだと思っていたので拍子抜け。
あれ待てよ?
3,000円てことは、もしかして大した技術はいらないのでは…!?
さっそくネットで検索してみると、ありました!ありましたよ!わりと簡単に補修できそうです。
補修に必要なもの
調べによると、靴のソールを補修する商品はいくつか見つかりましたが、補修剤の色が白や黒のものが多いです。
しかし、今回補修したい靴のソールは茶色。茶色の補修剤もあるけど、色の幅が広いので合わせるのは難しい。だったら、透明がいい。
そして辿りついたのがコレ!
必要なもの
しかし、シューグーには種類が5つもあるんじゃ。それを知らずにこっちを購入してしまった。
購入したやつ
両者は若干用途が異なります。シューグーの公式WEBサイトに比較表があったので、引用させて頂きますね。
引用: Shoe Goo
比較すると、無印の「シューグー」が一番汎用性が高い。はぁ、失敗した。
でも、スポーツグーでも目的は達成できたし結果オーライ!使い方は、それほど変わらないはずなので、このまま解説を続けます。
この記事を読んでくれた皆は、用途に一番合ったものを選んでな
シューグー(Shoe Goo)とは
特徴は約12時間から24時間で硬化し、乾くと合成ゴムになります。
擦り減った靴のかかと補修やソール剥がれ修理はもちろんですが、接着力がとても強いため、靴以外でも木・金属・皮革・コンクリートなど、様々な素材でも使用することができます。
靴以外の修理で、試してみたいなと思った用途がこちら。
- 壊れた陶器、花瓶、装飾品、ランプなどを修理する
- 玄関やトイレ、お風呂マットに塗って滑り止めにする
- 自転車のサドルの裂け目を修理する
- フック(プラスチック、金属または木)を壁(コンクリート、レンガ、壁紙、木)に付ける
シューグー101の使用例 にたくさん具体例が載っているのでご参考に。
付属品
付属品としてヤスリとヘラが付いています。
アイスの棒じゃな!
靴底 補修の手順
step
1靴底を綺麗に拭く
まずは靴底を綺麗に拭こう。溝に挟まった小石も取り除きます。ゴミが付いていると補修剤が接着しづらいためです。
step
2付属のヤスリで補修したい部分を削る
ツルツルしていても補修剤が接着しづらい。下地をヤスリで荒らすことで密着させます。DIY好きな人にはおなじみの作業ですね。
step
3削りカスを取り除く
ゴミが付いていると補修剤が…(略)
step
4補修剤を靴底に塗る
多少のベタベタ感はありますが、接着剤にありがちな細い糸を張るようなことは少なく、そこそこ塗りやすいですね。
ヘラは「水に濡らすと塗りやすい」と解説がありましたが、その効果はあまりよく分からず。公式の動画によれば、氷で塗るのも良いのだとか。
一通り塗り終えました!
step
5乾燥させる(24時間)
果報は寝て待て!
step
6凹んでいる部分を再度補修
よし、完成!と思いきや…
穴が空いていた部分が凹んでいて気になりました。なので、もう一度補強することに。
24時間乾かせば、今度こそ完成!
仕上がりは…?
補修箇所を手で押してみると、硬すぎず柔らかすぎず、程良い弾力があります。穴もしっかり塞がりました。
ただし、めちゃテカテカしてる!歩いている時に、チラっと見えたら恥ずかしいかも。
見た目もアレな感じですが、玄関で初めて履いた時に、ペタンペタンと何かが貼りついてから剥がれるような音がするではありませんか。音が鳴る靴…幼児用の靴を彷彿とさせます。
ううっ…気になる!大丈夫なのかこれ…
臆するな!まずは歩くんじゃ!
不安でしたが、外を5分も歩いているうちに、音はほとんど聞こえなくなりました。靴底を見ると、すっかり汚れてテカテカ感もなくなっています。
すごく馴染んでる。全然気にならない!
雨の日にも履いてみましたが、以前のように水が染み込んでジャブジャブ濡れるなんてことはなく、靴の中は平穏そのもの。
うおお!これぞ求めていたもの!良い買い物した!
まとめ
履き古した靴を修理に出すのは、正直ちょっと恥ずかしいんですよね。そういった点からも、自分で直せるって素晴らしい。
お気に入りの靴、ぜひ自分の手で補修して長持ちさせてください。
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